ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~
ジッと見られて視線が絡み合ってしまった花音はやっとの事で目をそらした。



――冷たい瞳・・・・。



明らかに怒っている様子のカイトに花音は穴があったら入りたい心境だ。



「高校生の君がなぜここに来たんだ?誰かと一緒なのか?」



見るところ花音1人だったようだが。


「あたし1人で・・・」



寝ていると自分の立場がますます悪くなるようで花音は起き上がった。



起き上がると深呼吸を一つする。



「誰か目当てのホストがいたのか?」



カイトに誤解されて花音の顔は赤くなった。



その赤くなった顔を見てカイトは誤解した。





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