労働の価値 その1(TYPE 1)
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ひとつめ。

靴クリームを何本とか、
絹糸を何mとか、
金を何gとか、
は、
同じ大きさの、
交換する「価値」のはずだ。


だから、
商品をひとつ、
決めたら、
それを交換する「価値」は、
どんな相手と組み合わせるときも、
同じ「もの」を言っているはずだ。

ふたつめ。

そもそも交換する「価値」のもとになる、
なにかがあるはずだ。

そしてそれが、
「これとあれでは違うのだ」と、
違いをいうためにだけ、
ある…

…それが交換する「価値」のはずだ。

だから、
交換する「価値」は、
それのもと…

…こんなふうな、
これだけのもとが、
ある、
と、
「言うための姿」。

それだけのことであるはずだ。



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