労働の価値 その1(TYPE 1)
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ふたつめは、
作ったものを家で使う場合だ。

たとえば庭で作った野菜を食べる場合がそれにあたる。

このときには「使う価値」もあるし、
「労働で作ったもの」なのだが、
交換されることがない。

交換されなければ価値が比べられることもない。

だから商品にはならない。

みっつめが貢ぎ物だ。

むかしの農民が国王に献上する品々もまた、
交換されることがないから商品ではない。

最後に、
「使う価値」がないなら、
それもやはり商品ではない。

これらをまとめると、
商品の価値とはつまり…

…みながみとめる「使う価値」のあるものを…

…人間の「労働で作り」…

…そして「交換」することで、ひとの手に渡る…

…そういうものでなければ、
ならないのだとわかる。


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