ウェンディ~君に贈る花~


(ちがうおにーさん……)



ぼんやり考えながら女の子の後姿を目で追っていると、鳩がくちばしで俺の首を突いた。



「いてっ……ってまさか!」



俺は立ち上がり急いでロッカーまで走った。

そしてコートのポケットから鍵を出し差し込んだ。








ガチャ……




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