神様ねぇ‥どぅして?
その翌日…
慶の葬式が行われた。慶の友達がいっぱいいて、慶の家族もいた。私もその中の一人だった。
昨日私は、夜寝る事も出来なかったしあれからずっと泣いていた。慶との思い出を思い出すだけで涙が出てくる。
今もそう。思い浮かぶのは、慶の事ばかりだ。
「服部」と私の名前を呼ぶ人がいた。
『佐古先生何ですか?』
佐古先生とは、慶と私の担任である。しっかりした女の先生だ。
佐古「いや、ちょっと葉山の事で…大丈夫か?」
『見てのとおり大丈夫じゃないよ』
佐古「そうだよな、こんな事聞いてごめんね?」
『いえ、心配かけてすいません』
佐古「クラスの人も心配してたし、何かあったらいつでも聞いてあげるから…」
『はい、ありがとうございます。』
佐古「じゃー、先生戻るから」
『はい』
ハァー、クラスの人達にまで心配かけちゃった。