神様ねぇ‥どぅして?
『うん、そうだよ!』
私が陽菜チャンに渡した物は…
ネックレスだ。慶がプレゼントするつもりだった物。。
慶は、陽菜チャンに渡せないまま
天国に逝ってしまったから…
陽菜チャンは、それを見て泣いていた。喋る事も出来ないみたいだ。
『ねぇ、それ付けてみたら?絶対似合うよ!』
陽菜「うん、そうだね!」
そして、陽菜チャンは、ネックレスを付けた。やっぱり、とても似合っていた。
陽菜「どうかな?」
『すっごい似合ってるよ!何か陽菜チャンって、感じがする!』
陽菜「そう?ありがと!」
『いいぇー!』
そんな会話をしながら買える時間が来た。
クラスのみんなと陽菜チャンとも別れて家族達と車で家へと向かう。
車内の中は、とても静かだった。
て言うより、話せなかった。
慶のいない毎日は、とても辛かったけど、でも…
友達がいたから、支えられていたから、少しは楽だった。
でも…辛い事は、これだけじゃなかった。