幸せの笑顔

第三章 悲しみの中で

楽しいのぞみの家でのデート(?)も終わり退屈な学校が始まった頃ある事件がおきた

「凄い気分悪い…」

のぞみが突然電話で言ってきた

俺は「いつものドッキリやろ??」

とあまり心配はしていなかった

だけど日に日にのぞみの症状は悪化していき

「もうほとんど食べ物食べれないよ」

俺はどうしていいか分からなかった

自分の目の前で大切な人が苦しんでいるのに自分がなにも出来ない事に腹を立てていた

その事を話すと
「大貴は悪くないんだよ。」
のぞみは精一杯の笑顔をしてくれた

俺はのぞみがつらい事もわかってた
本当はすごく苦しい事もわかってた

なのに何も出来ない自分が嫌だった

何もしてあげれなかった

もう涙を流す事しか出来なかった

そんな時のぞみは優しく「大丈夫だよ。」
と声をかけてくれて俺は子供のように泣いた

そんな俺をのぞみは優しく包んでくれた

俺は感謝してもしきれんぐらいの事をしてもらってた
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