幸せの笑顔
何時間かたった頃すっかり泣き止んだ俺はのぞみの心配をしていた

「のぞみ、やっぱり病院行った方がいいんやないん??」
それでものぞみは、
「だいじょうV!!」

と天使のような笑顔を俺に見せていた

やけどいつもと何かが違う

どこかが違う

言葉では言えないけどどこかいつもの笑顔と違うのにきがついた

やっぱりのぞみは無理をしてるんだと

みんなに悟られたくないから無理してるんだと

やけど気付いても本人には言えなかった

言いたくなかった

言えばのぞみの気持ちを踏みにじる事になるから

やから俺はある行動をとったんや
< 16 / 55 >

この作品をシェア

pagetop