幸せの笑顔
それは周りの人に言って出来るだけのぞみに無理をさせないようにする事だった

自分の知ってる限りののぞみの知り合いに「のぞみ今体調が悪いんや。やから出来るだけのぞみには無理をさせないようにしてな」

これしか俺にはする事が出来んかった

本当は俺がのぞみを支えたいけど、のぞみに無理をさせたくなかったから
のぞみに心配をかけたくなかったから言えなかった

のぞみをこれ以上苦しめたくなかったから

やから俺はのぞみに
「俺はいつでものぞみの側にいるから。いつでも俺の事頼ってな!」

と励ましてた

もうこれしかなかったから
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