幸せの笑顔
そこにはまだ顔色は悪いがひろきがいた

「ひろき…」

「おはよーさん
寝起きからその顔はきついで(笑)」

俺はいつの間にか涙を流していたらしい

それから一時間ひろきと語っていた

そして帰る時に
「また来るからな」

「次はちゃんとお土産持って来いよ」

なんて馬鹿な会話をしながら病室をでた

毎日が地獄のようだったけど

今は凄い幸せだよ

だって俺の周りにはかけがえのない友達がいるから

それに大切な人もいるから

「のぞみ…
俺、お前の事大好きやからな」

と心の中で叫びながら帰りのバスに乗った
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