◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
一時間の道のりを経て、ついたキャンプ場。
自然たっぷりで、木で出来たコテージが何棟も並ぶ。
生徒を列ばせていると、ふと目に入った沖田。
コテージを見て、ものすごい目を輝かせて喜んでる。
それを見て、テントにしなくて良かったと心のなかで思う俺。。
実は聞いちまった…
夏休み前のある昼休み・・・
仲良し三人組の石川、山口、沖田の話声が聞こえた。
「ねぇ、泊まるって事はさぁ…やっぱりテントかな♪」
「テントじゃないかな…キャンプって言ったらテントが定番だよね。瞳どう思う?」
沖田はなんて言うんだ…。。
「私?テントも楽しそうだけど・・・・
やっぱり木で出来たコテージとか、いいなぁ…♪」
この一言で俺は、近場でコテージがあるキャンプ場をいつの間にか探していた。
それで決まったのが、このキャンプ場ってわけだ。
職権乱用だな…これ…。。