◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆



一時間の道のりを経て、ついたキャンプ場。


自然たっぷりで、木で出来たコテージが何棟も並ぶ。


生徒を列ばせていると、ふと目に入った沖田。


コテージを見て、ものすごい目を輝かせて喜んでる。


それを見て、テントにしなくて良かったと心のなかで思う俺。。


実は聞いちまった…


夏休み前のある昼休み・・・


仲良し三人組の石川、山口、沖田の話声が聞こえた。



「ねぇ、泊まるって事はさぁ…やっぱりテントかな♪」


「テントじゃないかな…キャンプって言ったらテントが定番だよね。瞳どう思う?」



沖田はなんて言うんだ…。。



「私?テントも楽しそうだけど・・・・
やっぱり木で出来たコテージとか、いいなぁ…♪」



この一言で俺は、近場でコテージがあるキャンプ場をいつの間にか探していた。



それで決まったのが、このキャンプ場ってわけだ。



職権乱用だな…これ…。。




< 33 / 182 >

この作品をシェア

pagetop