◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆



それから、自由時間で各自好きなスポーツを楽しんだ。



俺は、グラウンドの方でサッカーをする奴らに混じって汗を流した。



何だかんだいいながら、みんなこの時間を楽しんでる。



久しぶりにサッカーに熱が入った俺…



「かかってこいやぁ~!」


「沢っち、燃えてんな~…。」



若干男子の奴らに引かれ気味・・・


でも、俺がゴールを決めると女子達はキャーキャー言って騒いでいた。



「沢っちカッコイい♪」


「ホレちゃうかも♪」



おいおい。。

嬉しいっちゃ嬉しいけど…。


そんな女子達を見て、男子達は俺に対抗心を燃やし、打倒沢田で一気にやる気を出してきた。


それを受けて立って、終わった頃にはヘトヘトな俺…。



やべ…調子に乗って本気出しすぎた…。



疲れた…。。



俺…もうオヤジかな…。。



ベンチで汗を拭いてると、テニスをする沖田を発見。。



ぷぷ…ボール追っかけてばっかだな…。



ボールをへんな所に飛ばして、石川に怒られて、ヘコむ沖田を見て…自然に笑みがこぼれる俺。



ちょっと復活。。



< 34 / 182 >

この作品をシェア

pagetop