◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
それから、自由時間で各自好きなスポーツを楽しんだ。
俺は、グラウンドの方でサッカーをする奴らに混じって汗を流した。
何だかんだいいながら、みんなこの時間を楽しんでる。
久しぶりにサッカーに熱が入った俺…
「かかってこいやぁ~!」
「沢っち、燃えてんな~…。」
若干男子の奴らに引かれ気味・・・
でも、俺がゴールを決めると女子達はキャーキャー言って騒いでいた。
「沢っちカッコイい♪」
「ホレちゃうかも♪」
おいおい。。
嬉しいっちゃ嬉しいけど…。
そんな女子達を見て、男子達は俺に対抗心を燃やし、打倒沢田で一気にやる気を出してきた。
それを受けて立って、終わった頃にはヘトヘトな俺…。
やべ…調子に乗って本気出しすぎた…。
疲れた…。。
俺…もうオヤジかな…。。
ベンチで汗を拭いてると、テニスをする沖田を発見。。
ぷぷ…ボール追っかけてばっかだな…。
ボールをへんな所に飛ばして、石川に怒られて、ヘコむ沖田を見て…自然に笑みがこぼれる俺。
ちょっと復活。。