◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
家の鍵を開け入ると、電気も付けないまま…俺はベットへと倒れ込んだ。
真っ暗な部屋、窓から入る月の光がほのかに…部屋へと射し込んでいた。。
寂しくなってしまうこの月の光。
「フゥ………」
無意識に吐き出した息だけが、俺の耳に聞こえた。
………あいつら。。
角の言葉が、頭の中に焼きついて離れない。
沖田は、もう誰かと“幸せ”を共有し合ってるのか?
誰だよ…それ。
俺は沖田…お前を幸せにしてやりたい…
幸せを一緒に…感じたい。
それは、そいつとじゃないと駄目なのか?
俺とじゃ…駄目か?