この想いを君に…2
ゆっくり走って3時間弱。

前に来た時は2時間半くらいだからかなりペースを落としているけど。

たどり着いた海は相変わらず穏やかだった。



「温泉があればもっといいのにな〜」

とは、光さん。

「あれば、きっと人だらけになって、こんなのどかな風景は見られないよ」

「そっか〜」

光さんはそうやな、と納得しながらジャケットの袖を緩めていた。

あたしもジャケットを脱ぐ。



風は少し寒いけど、春の日差しが暖かかった。
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