初彼 -ハツカレ-
残り少なかった部活の時間は、
少しだけ延長して、
新田先輩も練習に参加した。
新田先輩は、
怪我をして選手を辞めたんだけど、
もぅ怪我は完治しているらしい。
でも再発したら大変だから
マネジをしているって言っていた。
兄弟ペア対市丸部長・木積くんの試合もした。
新田先輩はそれなりにしていた人で
かなり上手かったらしい。
だから優哉は重く感じているんだ。
って言っていたけど、
あたしには全然分からなかった。
市丸先輩と木積くんは新田先輩に
かなり扱かれて終わった時には
木積くんは凄い量の汗をかいていた。
弟くんの誠悟くんも、
打点が低い、や出だしが遅い。
とかかなりダメだしをされていた。
それでもめげないで打球に
食いついていた誠悟くんは
かっこよく見えた。
「木積」
「?? はい!!」
練習が終わって
木積くんは新田先輩に呼ばれた。
「 」
「はい」
「 」
「はい」
「 」
「はい」
「今度の試合は優哉達も誘って行くからな」
「はい。 ありがとうございました!!」
「はいはい♪」
「誠悟帰るぞー」
「うん!!」
ゴンッ
「“はい”な??」
「は"ぃ"……。」
あぁ誠悟くんかわいそう;;
新田先輩といろんな人が
話をしながら帰った。
先輩と会えるのは、
こんなにも楽しくて
嬉しいとは思わなかった。
今日は楽しかった。