初彼 -ハツカレ-




あたし達はほとんど瞬殺で勝って、

その次の試合も勝ってお昼になった。



ご飯を食べる前に

木積くんと市丸先輩の試合があって

試合までにまだまだ時間のある人で

応援をした。



隣にいた真琴先輩と沙己先輩が

試合中にどこかに行って

隣が誠悟くんになった。

誠悟くんはじっと試合を見ていて、

本当に好きなんだなぁって思った。



木積くんは市丸先輩と

ペアになると決まった時に

凄い不安がっていたけど

今の試合を見ていたら

そんな風には見えない。

自信たっぷりで、

ちゃんとコンビネーションも

いいと思った。

ちゃんと話し合ってるしね。



「何だかんだいいペアになってるね」


「だよね木積くんが弱音吐くとは

思ってなかったけどね」


「あたしも」

「――それほど市丸先輩が好きなんだね」

「だね・・。」




試合は序盤少しもつれたけど

その後からは

一方的な試合になって勝った。





ご飯はまだ食欲が無くて

食べてる量は少ないけど

食べ過ぎたら動けないから

このくらいでいいかな。






「ちょっとトイレ行ってくるね」

「ここで待っとくね」



お弁当を片付けて

柔軟する前に行くと言った。






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