俺様王子と秘密の時間
あたし、なに言ってんのよ……。
聞きたいことじゃないけれど、感情が高ぶってつい大胆なことを口走ってしまった。
千秋は少し驚いたけど、
「上出来だ」
そう呟いてあたしに唇を落とす。
だけどすぐに唇は離れた。
もっとして欲しいと思ってしまう自分に、あたしが一番驚いた。
「オレを煽るんじゃねぇよ」
千秋はちょっとだけ身体を離すと、ネクタイの結びに指を通した。
そしてベットの上からネクタイを滑り落とした。