永遠の愛を教えて。

「そうね。そうだわね。なら、何も問題はない。吾郎、あなたもそう想うわね?」



「あぁ~楽しそうじゃない」



「兄貴…ありがとう。お袋も、ありがとう。美輝!俺達、結婚するぞ!」



余りの嬉しさで、美輝を抱きしめた。


「けど!まだ、社長がー…!!」



「あぁ~そうか…親父…大丈夫だよなぁ…」


「大丈夫よ。きっと…大丈夫」


祈るような気持ちで集中治療室を見つめた。



するとー…




ポンと赤ランプが消えて、中から医者が出てきた。





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