思い出に変わる時・・・・
「帰るぞ~」


「あっ…うん=3」


何となく顔が見れない。


藤田は私のカバンと自分のカバンを持って歩き出した。


溜り場ではなく私の家の方に…


「藤田~~~」


2階から米さんが呼んだ。


「何処行くの?」


「菜緒を家に送る~」


「俺も一緒に行く~」


3年の中で多分一番人気者の米さん…


藤田とは大の仲良し!


私も何故か米さんとは妙に気が合う。


涼子さんの彼氏だからかな!?


私達は3人で歩いた。


右手に藤田…


左手には米さん…


きゃ~~~!!!


『誰かに刺されそう~』


私がウキウキで歩いていたら、


「何でお前らが手をつなぐの?」


「はははっ~~」


米さんは藤田をからかう為にスグに私にイタズラをする。


「藤田と別れたら俺の所においで~」


藤田は急に歩くのをやめた。


「うん!!米さん優しいね~」


私と米さんは止まったままの彼を置いて2人で先に歩いた。


「お前らいい加減にしろよ!!!」


「はははっ~~~」


米さんは爆笑しながら私の顔を見る。


確かに格好いいかも~


3年で一番人気なだけあって優しいし格好いい。


「お前1人で帰れ=3」


藤田は米さんに怒って一緒に帰らないと言い出した。


「ゴメン=3 ゴメン!」


仲良しと言えども悪ふざけしすぎて、ふて腐れる…感じではなくなってきた。


不機嫌なままで家まで3人で歩いた。


「寄って行きますか?」


米さんを私の家に誘った。


「うん…また誘って!」


「こいつこれ以上邪魔したら余計に機嫌悪くなりそうだから…」


「うっうん…。」


『このまま2人にしないで!!!』



< 25 / 138 >

この作品をシェア

pagetop