思い出に変わる時・・・・
「・・・・・。」



村上・・・・



何度見ても、ずっと藤田の方しか向いていない。



ずっと話してる・・・



また・・・



『私が運動場にいる事を知っていてこれみよがしにやってる?!』



藤田が見える運動場も全く楽しくなくなった。




教室に戻ったものの・・・・



次の授業を受ける気にもならずに



『ふけよう・・・』



保健室に向かってトボトボ歩いていたら、




「菜緒~」



米さんが上から手を振っていた。



「お前授業は?」



「・・・・パス。」



ふてくされた顔で黙っていたら、



「そこで待ってて~」



米さんは走って下りて来た。



「ふけるの?」



「うん。」



私は素直に答えた。



「では便乗~♪」



私達は2人で学校の外に脱出した。



何処ともなく2人で歩いた。



米さんとは涼子さんとラブラブしたいな~なんて話で盛り上がった。



テレ屋な米さんも涼子さんも、あんまり進展がなく、



私達が見ていても老夫婦状態・・・



私の家に呼んでけしかけちゃう



涼子さんと米さんの進展作戦を2人で練って、



私は少しだけ村上の話を米さんに相談した。



米さんは全くきにしなくていいよ~と優しく言ってくれた。



村上が惚れてても、藤田は菜緒に惚れてるからって・・・



何か少し安心できた。



「私が聞いた事内緒にしててね~」



影で聞いてるのって卑怯かな・・・と思いつつ米さんだと安心して話せた。



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