うちのおネコ様
「うああーー・・・もうすでにちょっと淋しいかも」
リビングのソファに寝ころがり、仰向けになった美子は大きなひとり言をいった。
そのままの体制で、別にみるつもりもないTVをつける。
時刻は昼過ぎ・・・ワイドショーやらなんやらで、特に見たいものもない。
「・・・さて、夏休みの皆さんは行楽地でどんな過ごし方をしてるんでしょうねー」
元気のいいおばさんリポーターが楽しげにインタビューにまわってる。
友達同士で遊園地、カップルで映画、大きな野外コンサート・・・
夏休みはなんだかわからないけど楽しい事でいっぱいだ。
しかし、この状況。
なんとなく暇をもてあましてる感じ。
「なんかこれって・・・ちょっと寂しいんじゃない私」
何の予定もなく過ごすのかこの1ヶ月・・・と思った時、休み前にした約束を
思いだした。
「そうだ!里奈ちゃんをよぼう!」
机の上に放置した携帯を取ろうとしたその時だった。
チャー♪チャーンチャー♪
普段ならない着信音が鳴る。
見慣れない番号に戸惑う。「え、誰・・・?」
不振に思いながら、一応出てみた。。。
「も、もしもし」
「あ、美子!?よかったー番号変わってなくてー」
声の主はわからなかったが、名前を聞いたら聞き覚えのある名前だった。
田中みづき。中学校のクラスメイトだ。
リビングのソファに寝ころがり、仰向けになった美子は大きなひとり言をいった。
そのままの体制で、別にみるつもりもないTVをつける。
時刻は昼過ぎ・・・ワイドショーやらなんやらで、特に見たいものもない。
「・・・さて、夏休みの皆さんは行楽地でどんな過ごし方をしてるんでしょうねー」
元気のいいおばさんリポーターが楽しげにインタビューにまわってる。
友達同士で遊園地、カップルで映画、大きな野外コンサート・・・
夏休みはなんだかわからないけど楽しい事でいっぱいだ。
しかし、この状況。
なんとなく暇をもてあましてる感じ。
「なんかこれって・・・ちょっと寂しいんじゃない私」
何の予定もなく過ごすのかこの1ヶ月・・・と思った時、休み前にした約束を
思いだした。
「そうだ!里奈ちゃんをよぼう!」
机の上に放置した携帯を取ろうとしたその時だった。
チャー♪チャーンチャー♪
普段ならない着信音が鳴る。
見慣れない番号に戸惑う。「え、誰・・・?」
不振に思いながら、一応出てみた。。。
「も、もしもし」
「あ、美子!?よかったー番号変わってなくてー」
声の主はわからなかったが、名前を聞いたら聞き覚えのある名前だった。
田中みづき。中学校のクラスメイトだ。