うちのおネコ様
昨晩、夜中に目を覚ましたら彼は人間になってたという。
そして夜な夜な私の元へきて、ふとんにもぐりこんだらしい。

どうやらパンツは父の下着いれからこっそり取り出し、勝手に履いたらしい。選んだのがトランクスで良かったと心から思った。


なんとか彼に着れる服を探し、一応人前に出れるような格好をさせた。
あれ?人前って。。
「あんた、お外もろくに行った事なかったよね?」
私は家猫ルディである事を思い出した。

「そうそう!!なんかすげー窮屈だった気がする。いやーすげえな!自由だオレは!」

自由万歳と称し、金髪青年ルディはうかれていた。

「人間だから、できることって何だろう?」

美子は少し考えた。するとルディは走って近くにより叫んだ。

「デートしよう!!」


「デート!?」


なんでそんな単語知ってるの?!!




そして私は生まれてはじめて異性(?)との、デートをすることになった。
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