Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜



『 ユカ〜』


「うんっ!」


『…ごめん、何か食べてた?』


「えっ!!なんで?!


『う、ううん
えっと、明日とか時間あるかな』


「あ…」


『明日が無理なら
次の土曜か日曜でもいいんだけど』


「う…」


『え…どうしたの』


「バイトさあ…決めちゃった」


『バイトおお?!?!ユカが?!』


「…なんで驚くかな」


『ご、ごめん…!
そっか、土日シフトにしたんだ』


「…マキちゃんとこも
休み、土日だもんね…」


『彼には言った?』


「へ… なんで?!」


『――― なんでって…』



「だって…
あんまり土日に
会った事ないし…」


『…確かに不定期な仕事だけど』


「…夏終わるまで〜
忙しいみたいだから〜…」


『夏は忙しいもんね
今年も、野外やるし』


「うちらだって合宿あるし!
だからバイト、決めたんだもん」


『そっか…
あ!本題忘れるとこだった
ヴォーカルの子に、曲
聞いてもらったよ!
私達のバンド、入りたいって!』


「――― マジで?!」


『それで電話したの
… うん わかった

皆、土日が都合いいんだけど
ユカは早番?遅番?』


「えと…十時から六時まで」


『なら来週の、金曜の夜辺り
スタジオ取ってもいいかな』


「うん!金曜なら午後
結構早く帰れる!」


『じゃあ…
シノやユリの都合も聞いて
また、連絡するね』


「うん!!!」




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