―不可能な共存―
「何言ってんの。自分が入った方があんたたちの事ちゃんと見れるし、むしろ採点しやすいじゃんよ」



あたしがそう言うと、ユウリ以外の3人は大きく笑った。



「カヅキちゃんが入ってくれたら他のどのグループよりも上手に出来るね」



ツバキが言った。



「コウスケの代わりは先生しか出来ねぇよな」



ヤマトが言った。



「じゃ、決まり」



ハルが言った。



どうやらユウリの意見は完全に無視されたらしい。



あたしにはあらく強気なユウリも仲間達には逆らえない様子だ。



ユウリはそれ以上は何も言わずに、膨れっ面でぷいと窓の方を向いてしまった。
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