キスに恋して…最終章

プレゼント

豪華な食事を済ませた私達


車に乗り、しばらく走らせると見晴らしの良い空間があった


駐車場に何台かの車がある


良平はその駐車場の奥に車を止めた


市内が一望出来る高台


「ココ、夜は夜景が綺麗だろうね」


何も考えずそう言った私に良平は答える様にこう言った


「今度、夜に来てみるか?」


「いいの?」


少しはしゃぎながら良平を見る


「ああ…いつでも連れて来てやるよ」


良平が私の頭をポンポンした


「ありがとう」


恥ずかしい


高校時代に戻った様な、そんな初々しい感じがした






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