キスに恋して…最終章
「一緒に買いに行く?」


私達3人はそんな話で盛り上がっていた


「楓〜帰るぞ〜」


放課後、直哉がやって来た


「じゃあ、帰るね。例のことはまた明日」


私は葵と亜矢に手を振って直哉と学校を出た


「ねえ…直哉は後輩とかからチョコレートって貰うんでしょ?」


この時の私は直哉が一番好きで、他の女の子からのチョコレートなんて、受け取らないでもらいたかった


私は私で良平にもあげたいと、調子いいことを密かに考えているのに…


直哉はモテモテだから絶対貰うのはわかってる


「楓は俺にくれるんだよな?」





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