キスに恋して…最終章

大切にするから

翌日、良平と食事の約束をしている私は、仕事帰りに公園の駐車場にいた


間もなく良平の車が入ってくる


良平の助手席に乗るのは最近、ようやく慣れてきた


今は私の場所だもん


私達は近くのレストランで食事を済ませ、少しドライブをしていた


信号待ち…


そして、とうとう良平から誘われた


「楓〜ホテル行くか?」


少しだけ考える素振りをしながら頷く


「うん…」


心の中は大嵐


心臓はドキドキと早くなり、手が熱くなる


今まで他の人と経験あるけど、相手が良平だと思うと狂いそう





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