キスに恋して…最終章
良平がドアを開けて私が部屋に入った瞬間、ドアが閉まったと同時に良平からの熱いキス


このキスが浩ちゃんと同じホテルに入ったことを忘れさせてくれた


唇が離れ、良平が照れたように呟く


「ずっとこうしたかった」


そしてまた、キス


「んっ…」


玄関先でトロけるようなキスを受け、手を引かれながら奥へと進む


浩ちゃんと入った部屋かどうかは覚えていないし、別れてもう、何年か経ったので、部屋のイメージも少し違う気がした


良平がバスルームを先に使い、私は1人、ソファーで待つ


大きなテレビでバラエティー番組をしている


しばらくすると、腰にバスタオルを巻いた良平が出てきた





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