夕暮れ
陽菜は俺たちのキスをみて興奮したのか、昇の上でより激しく動いた。


昇は、唇を離すとニヤリとした。


そして
陽菜の両腕を掴むと
投げるように陽菜を俺の方に押し出した。


「次は猛にもしてあげて」

陽菜は昇の言いなり。




いや…


もうそんなことどうでも良かったのかもしれない。

ただ興奮し
快楽におぼれているのかもしれない







そして




俺たちは




刺激的で激しい夜の闇に





どっぷり浸かった。








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