何処か遠いトコロヘ
サヨナラ
さよなら

さよなら





大地に向かって
叫び続けた



さよなら



包み込んで
離さない


この
自由に疲れたから



そろそろ離して

束縛して








決して
変えることが
できないこと。


山のようにある。


その
1つ1つから

わたしは
解放されていく。



何でもいい。



変えることのできない
還らなければならない
場所であれば。







解放されたい。



そして

束縛の中で

生きたい。







やさしさとか、

見えない愛情とか、
空気とか、

とにかく

私を

包み離さない、

すべてのものへ。



さよならを。



私を生かす

すべての、

すべてのものへ。







さよならを。
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