MARRIAGEABLE─お年頃─
深夜のファミレス。
私の前には良く見知った顔がある。
食事は何時間も前に終えた。
今はドリンクバーだけで何時間も粘っている。
ファミレスに何時間も居座る客なんてそう珍しい事ではないのか、店員も当たり前の様に私たちを放置してくれている。
「最近どうよ?」
今日、私たちが出会って何時間経つ?
結構な時間が経ってると思うけど、今頃「最近どうよ?」って何よ。
こんにちは。元気?そんな挨拶的な言葉と同じ様なセリフを今ごろ言うとは…。
心の中で思いながら私はヒロキに言う。
「何が?」
ヒロキが何を聞きたいのかなんて、分かっている。
だけど、その事にはあまり触れてほしくはなかった。
「だから、男。」
ヒロキの言葉に「やっぱりな…」心の中で呟いた。
私の前には良く見知った顔がある。
食事は何時間も前に終えた。
今はドリンクバーだけで何時間も粘っている。
ファミレスに何時間も居座る客なんてそう珍しい事ではないのか、店員も当たり前の様に私たちを放置してくれている。
「最近どうよ?」
今日、私たちが出会って何時間経つ?
結構な時間が経ってると思うけど、今頃「最近どうよ?」って何よ。
こんにちは。元気?そんな挨拶的な言葉と同じ様なセリフを今ごろ言うとは…。
心の中で思いながら私はヒロキに言う。
「何が?」
ヒロキが何を聞きたいのかなんて、分かっている。
だけど、その事にはあまり触れてほしくはなかった。
「だから、男。」
ヒロキの言葉に「やっぱりな…」心の中で呟いた。