Cherising!!〜Special〜
「楓」

「郁!」

「今、いいかな?」

「う、うん…」

「じゃあ後で…」

心は僕のことがわかったらしく、席をはずした。

「サンキュー、心」

「ん…」

心の姿が消えたと同時に、僕は楓の方に真っすぐ向いた。

「楓」

「ん?」

「ごめんね、でも今楓に伝えたいんだ」

「郁」

「僕は…」

「…」

「楓が…好きだ」

「郁…」

「…好きだ」


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