君の笑顔の傍に居させて
2人は海から顔を出して、なんとか引っ繰り返ったボートを押しながら、岸へ向かっていた。



あの子じゃない!


ちくしょう!!!



俺は海に飛び込んで必死に泳いだ。

引っ繰り返ったボートの近くまで来て、俺は潜って探した。



居たっ!



腕を引っ張り、水面へ上がった。

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