君の笑顔の傍に居させて
「おいっ!! 大丈夫かっ?!」


声を掛けるが、反応は無い。



とにかく、岸へ。



俺が居た所は、先に2人の女の子が向かった岸とは対岸の方が近かったので、反対側の岸を目指した。



「……ダメっ」



微かに彼女がそう言った。

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