謝罪人 Kyouko

罪の意識 ①

次の日。
謝罪会見、前日。

恭子は昼過ぎまで寝ていた。
昨夜、明け方まで謝罪会見の段取りを文章にまとめた。

完成した時は、部屋の窓から朝日が差し込んでいた。

明け方は、少し寒い感じがする。
恭子は、季節のかわりめを肌で感じた。
季節は、もう秋・・・。

感傷的気分になった瞬間、眠気が誘って、恭子は、そのままベットに倒れこんだ。

目を覚まして、携帯電話を見ると時刻は、午後一時を少し過ぎていた。

恭子は、起きてタバコを吸った。
タバコを吸うと、気持ちが引き締まって目が覚める。
恭子流の眠気対策だった。








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