【完】ひとつ屋根の下で。
隣のヒカルの横顔は、すっきりとしていて、アタシが傍にいなくたって歩いてきた、逞しい、強い眼差し。
おもむろに、ヒカルはアタシの方を見ると、ふっと微笑み、頭を撫でて、アタシの髪の毛を梳いた。
「何か勘違いしてると思うけど、俺は一人でこう思えるようになったんじゃないよ。苺が、俺に愛をもたらしてくれたから。色々考えて、色んな愛に、気付けたから。だから、迎えに行った時も言ったけど、俺はアンタを解放するつもり、ないよ」
いつもはそんなに長く話さないヒカルの、長い言葉。
ストレートで、アタシが恥ずかしくなってしまいそう。
「俺は、苺が思うより、ずっと弱くて、ずっと臆病者だよ。だから、もう、離れないで」
翡翠色が、吸い込まれてしまうんじゃないかってくらい、綺麗。直視するのが辛くなるくらいに。でも、目が離せない。
おもむろに、ヒカルはアタシの方を見ると、ふっと微笑み、頭を撫でて、アタシの髪の毛を梳いた。
「何か勘違いしてると思うけど、俺は一人でこう思えるようになったんじゃないよ。苺が、俺に愛をもたらしてくれたから。色々考えて、色んな愛に、気付けたから。だから、迎えに行った時も言ったけど、俺はアンタを解放するつもり、ないよ」
いつもはそんなに長く話さないヒカルの、長い言葉。
ストレートで、アタシが恥ずかしくなってしまいそう。
「俺は、苺が思うより、ずっと弱くて、ずっと臆病者だよ。だから、もう、離れないで」
翡翠色が、吸い込まれてしまうんじゃないかってくらい、綺麗。直視するのが辛くなるくらいに。でも、目が離せない。