年下王子~天然姫の恋模様~


「じゃあ、その主役の人、黒板に書いといて。」





誰なんだろっ?
気になるけど、その前に役を決めていかないとね。




「えっと、読みましたかぁ??
 この中でやってみたい役にこれから役名を言っていくので手を挙げてください。」





やっと、私も学級委員らしいことしたぁ!!
なんとなく嬉しいし。




だって、じゃないとお荷物みたいじゃん。








「ってか、なんで主役が宮永さんなの?」

「由香と仲良くなったからってこねまわしてない?」


「まぢありえないんですけど。」






えっ!?

由香、主役を私にしたの??



「えっと、コネとかじゃなくて。
 それに私見たいなブサイクは向かないと思うから。」





だって、そぉでしょっ??



「はぁ?何、今更いい子ぶっちゃってんの??」

「由香のお友達あってキモいんですけど。」



「お前より、絶対萌の方がいいし。」




それくらいわかってるよぉ!!






自分の顔は一番自分が知ってます。
ってか、この子たちの本性ヤバッ!!!



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