アキバ特捜部!? 犬インフルぱにっく
「ぇと、紅茶、ぃれてきますネ」

5Fの事務所に入ると、ナツが言った。

馴染みの場所で少し落ち着いたようだ。

「あ、オレやろうか?」

ヨースケが言うと、

ユイはヨースケの肩を軽く叩いた。

ヨースケが振り向くと、

ユイは無言で首を振っていた。

「ナッちゃん、お願い」

「りょーかぃです」

ユイがいつもの口調で頼むと、

ナツは少し作り笑いを見せて、

給湯室でポットに水を汲みに

出て行った。

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