嘘で隠された現実(リアル)
私達3人が、静かな部屋に残される。


沈黙が続いた後、やっと状況を整理することができた私は、3人の後を追い掛けるという結論を出すまでに至った。


「行くことないってば」

私の行動に気付いた星が、そう呟いた。

「まったく迷惑よねぇ」


「でも…」


「‥だよねぇ」

星は暫く私を見つめた後、やれやれといった様子で椅子から腰を上げた。

「はぁ、仕方がないなぁ。私も行く」


「星♪」


「ほら、瞬輝も行くわよ。あの馬鹿のおもりは瞬輝の役目でしょぉ?」


「‥判ってる。不本意だがな」

そう言いながらも、瞬輝くんは少しだけ優しく笑った。
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