吸血鬼達と戯れを
「か、狩野!」

狩野が由井を庇い、吸血鬼の爪を背中で受けていた。

「大丈夫か?」
「え、あ、うん!」
「よっしゃ、後ろに下がってな」

狩野が吸血鬼の方を向く。
必然的に傷だらけの背中が由井に向けられる。

「殺さないつもりだったが…予定変更。悪いね」

狩野が至近距離から銃を撃つ。
怯んだ隙に背中から抜いた刀で一斬り。
吸血鬼の両腕が消える。

「ウラ…ギリ…」

銃弾が頭に撃ち込まれると吸血鬼は灰になって消えた。
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