Be impatient
考え事をしている時、持っているボールペンをカチカチとノックしたり。

イライラしてる時にはため息が多くなったり。

夕方になるとよく飴を舐めながら仕事していたり。

ヤナギさんのそんなところは、私しか知らなければ良いのにと思う。



「ハラダさん。悪いんだけどこれお願い。」

ヤナギさんにそう言われたのは15時を少し過ぎた頃だった。

「分かりました。」

書類を受け取った私は「明日の朝一番で使うから。」ヤナギさんの言葉で視線を書類に向ける。

ヤナギさんから頼まれた仕事は、私からすればとても嬉しいものだった。

親睦会は19時から。

その書類を見る限り、19時までに終わりそうになかった。

シマダくんには悪いが予定外の仕事となれば仕方が無い。

私としても仕事を理由にすれば断り易いから丁度良かった。



< 26 / 74 >

この作品をシェア

pagetop