町の片隅で~ファーストストーリー~
あれからいろんな場所へ連れ回され、気づけば野間池小学校に向かってた。
終電が無くなって数十分が経った深夜0時過ぎに…。
深夜の廃校はかなり不気味だ。
霊感が有る無しにかかわらず気持ち悪い。
しかも、周りには人っ子一人おらず、静まり返ってる。
「おい、こんな所に連れてきてどうするつもりだ。」
「私にとってここは家みたいなモノだったの。」
「悪いが、意味が分からん。」
「すぐに分かるわ。中へ入りましょ。」
俺の手首を掴み、校舎内へと入って行った。
階段を上がり、二階にある3年B組の教室へ。
中は月明かりによって明るく照らされてる。
「綺麗な満月ね。」
「それを言う為に来たのかよ。」
「違う…ねぇ、真也…」
「何だよ。」
「真也は幽霊って信じてる?」
また、幽霊か。
俺は幽霊まがいのいざこざによく巻き込まれる。
どこに居ようが誰と居ようが関係ない。
そもそも、幽霊なんか居やしないんだ。
下川邸で起こったあれは何かしらの化学現象が起き、偶然に偶然が重なって錯覚を起こした…ただ、それだけだ。
終電が無くなって数十分が経った深夜0時過ぎに…。
深夜の廃校はかなり不気味だ。
霊感が有る無しにかかわらず気持ち悪い。
しかも、周りには人っ子一人おらず、静まり返ってる。
「おい、こんな所に連れてきてどうするつもりだ。」
「私にとってここは家みたいなモノだったの。」
「悪いが、意味が分からん。」
「すぐに分かるわ。中へ入りましょ。」
俺の手首を掴み、校舎内へと入って行った。
階段を上がり、二階にある3年B組の教室へ。
中は月明かりによって明るく照らされてる。
「綺麗な満月ね。」
「それを言う為に来たのかよ。」
「違う…ねぇ、真也…」
「何だよ。」
「真也は幽霊って信じてる?」
また、幽霊か。
俺は幽霊まがいのいざこざによく巻き込まれる。
どこに居ようが誰と居ようが関係ない。
そもそも、幽霊なんか居やしないんだ。
下川邸で起こったあれは何かしらの化学現象が起き、偶然に偶然が重なって錯覚を起こした…ただ、それだけだ。