☆たったひとりのスーパースター☆
春うらら、小春日和、そこは光差し込む喫茶店。

私とそうちゃんの出会いを全世界が、神様が、祝福しているみたいだった。

「ナナといっしーはさ、コンパで知り合ったの?」

「ううん、飲み会だよ」

なんだか模倣犯の気分だった。

「そっか、俺らが今動いてるプロジェクトの事なんだけどね、
いっしーがぜひ仲間に入れたいやつがいるって聞いて、楽しみだったんだ」


あいつ、私にはなんも言ってたなかったけど、私を仲間に入れてくれるんだ。


ちょっと嬉しかった。
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