☆たったひとりのスーパースター☆
一通りの世間話の後にそうちゃんがふと外を見て、

「いまの世の中ってどうおもう?繁栄してるのかな衰退かな、それとも停滞かな」

って呟いた。


茶色い髪がキラキラとして、タレ目がちな目もとの涙袋がやっぱりステキ。

そうちゃんがふと視線をこちらに戻すから焦ってアイスティーを啜った。
残りは少なくてズズっと音を立ててしまった。

しまった。


しかも底の方はガムシロップが溜まっていてすごく甘い。
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