☆たったひとりのスーパースター☆
みんな飲み騒ぎ疲れて自然解散で、私はL字型のソファーで眠っていた。

寒さに目が覚めると、頭を反対側にやつが寝ていて、
二人の足にブランケットがかけてあった。

寒いから肩からかけたいなぁと思って、やつからブランケットを奪い取ってかけた。

ぬくもり残るそれに心地良く再び眠りに堕ちるその刹那、あっけなく取り返された。

「ちょっとー」

私が取り返そうとしたら、

「一緒にかければいいだろ、てかこっちこいよ」


え。

それは、ちょっと。
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