Happy Ending
ある日アイカから連絡がきた。

“ケンちゃん☆紹介できる男の子いない?”

“いるけどアイカに紹介するの?”ぶっちゃけ嫌です。

“アイカでもいいけどこの子だよ☆実物の方がもっと可愛いからね☆”

届いた写メールに写っていたのはアイカとミナと言う子だった。アイカの方が全然可愛い。なんか前と印象が違う☆

“アイカはオレが狙ってるからダメ!ワラ わかったまかせろ”

“全然ケンちゃんきてないじゃぁん☆ワラ アイカの為にヨロシクネ”こっそりいってるっつーの。

とりあえずコージに言ってみるか。

「コージ今暇?」

「ゴメン仕事中。あとでな」

きられた。もう一度電話は面倒なのでメールした。

“この子紹介できるよ。いつ暇よ?”

しばらくして

“花火大会の夜ならひまだわ”

忘れてた。花火大会があったなんて…ってそんなことしてる場合じゃねぇ連絡しなくちゃ。意を決してアイカに送った。
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