夏と風鈴



「今日はバイトに出る」


もう 何日休んだだろ…。 きっとクビになるな。


アタシが虎次郎のマンションに来てから3日経った日の事だった



虎次郎は病院に行き アタシは家事を頑張った


プルル プルル


虎次郎からだと思い 電話に出ると それは以前聞いた事のある声だった
虎次郎の母親だ



「あの虎次郎くんは病院に行ってますが…」

「もしかして 泉 優希さん」

「はい。そうですが。いつも虎次郎くんにはお世話になっています」

「虎次郎の側にいて 支えてやって下さいね」




虎次郎の母親は 思っていた通りの人だった

虎次郎の優しさは きっと母親譲りなんだと


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