初恋のキミへ。


俺は読み終えた後、声を押し殺して泣いた。

最後の最後まで、未波は俺を想ってくれていた。

それだけで幸せだと、前に進もうと思った。

俺はそれを持ち帰り大事に閉まった。

未波………

今でも忘れられない。

だけど未波が残してくれたこの手紙を無駄にはできない。

未波………

俺も愛してる。

忘れないから、絶対。

だから………

俺は前に進むよ……………


















未波?ありがとう。
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