初恋のキミへ。


「入ってこいよ。」


「うん。じゃあお借りします」


丁寧にそう告げて風呂場に行く未波。


上がってくるまでが待ち遠しかった。


30分ほどで未波は上がってきた。

髪が濡れていていつにも増して綺麗だった。

俺の服を着ているせいか、少しやらしい。


「何か飲む?」


「麦茶ある?」


「ちょっと待ってろ」


俺は冷蔵庫から麦茶を取り出し、未波に手渡した。


「ありがとう。」


そう言って麦茶を口にする。

一段と可愛くて綺麗な未波に理性を保つことができなかった。

「こっちきて。」


俺は座っているベットを指差しながら未波を呼んだ。

少し照れてるように俺の隣に座った。
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