太陽の朝は窓を閉じて【オムニバス】
母がいなくなった日、父さんはいつもの様に仕事に行っていた。

地元にある小さな精密機械の企業で営業をしていた。


夕方仕事から戻り、母が男と逃げたと理解した時の父さんの顔を、私は今でも鮮明に忘れる事ができずにいた。


忠志は安らかな顔をして、深い眠りについている。


いつも私の隣で寝ていた父さんの寝顔が、私の脳裏に思い浮かんだ。



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